企業経営の効率的推進、生産性向上には、人的資源(HR)の有効活用が不可欠です。
人的資源を管理対象とするのが、労務管理です。
その人的資源の特性としては、次のことが考えられます。
効率的(安価)に調達し、その資源を効率的(速く・正確)に運用(加工)し、付加価値生産性高める役割を負っています。人的資源が主体であり、その他資源は客体なのです。
無から有を創り出す能力があります。他の経営資源には、自ら新たな価値を創造する機能はありません。
他の経営資源には、喜怒哀楽はありませんし、不平不満感も言いません。
また、自ら考え意思決定することもありません。個々の価値観は多様で、個性も有しています。
以上のことから企業経営目標達成にとっての人的資源の重要性と人間を管理対象とする労務管理の複雑さ、難しさを認識する必要があります。
労務管理の目的は、社員のモチベーションアップに伴う生産性の向上です。無機的な効率化だけでは最大限の成果を得ることは出来ません。社員が最適な人事・労務管理を通じてより能力を高め、より良い品質の商品・サービスをより安く、より早く市場に提供することが企業価値の向上です。
社員は自己実現により社員満足を得、低廉・高付加価値の商品・サービスの提供は顧客満足を、付加価値増大により株主満足を、そして企業価値向上と競争優位のポジションの確立により企業満足を得るという好循環を創り出すことが重要です。
そのためには、社員を企業目標達成行動に誘導するための的確な人事・労務管理施策の展開が必要です。
人材を人財に変えることのお手伝い。人であるが故に発生する多様な問題を総合的な視点から解決するソリューション業務を提供することが当社の使命と考えます。