労働関係法令の改正に伴う就業規則等の見直しも必要になります。近年の代表的な例として次のようなものがあります。
就業規則への解雇理由の明示、有期労働契約の締結時の明示事項、雇止め指針、解雇権濫用法理の明文化、専門業務型裁量労働制適用者の健康福祉や苦情処理に関する処置、企画業務型裁量労働制の導入要件及び手続の緩和など
正社員とパートタイマーの均等待遇強化、労働条件明示の強化、正社員転換措置の設置義務など
安全配慮義務の明文化、労働条件・就業規則の不利益変更の基準の明文化、出向の濫用禁止など
セクハラ防止、妊産婦の母体健康管理義務
採用募集時の年齢制限の禁止など
規程の有無(育児介護休業は「休暇」にあたり、絶対的記載事項)、育児休業期間の延長、介護休業の取得回数の改正、社会保険料の取扱い、時間外労働・深夜労働の制限、短時間勤務措置など
個人情報や営業秘密管理の強化
高齢者継続雇用(定年廃止・定年延長・再雇用)の義務化